旅日記 静岡編 その弐 2018/7/21
青春18切符で静岡に行く。
午後は静岡県立美術館に行く。掛川からおもったより時間がかかり、草薙駅からのバスの接続も悪かったが、コンビニだのなんだのでぶらぶらしてたらあっという間に時間が経った。美術館についたのは14時くらいだった。
絵本の安野光雅の企画展をやっていた。もともと好きな人だったので、見入ってしまう。タッチが好きなのと、向き合う感じの絵というのが良かった。トリックアートみたいな絵もおもしろかったが、個人的に気に行ったのはひらがな本と、地動説の本、思わずアートショップで買ってしまった。後でじっくり見よう。後でじっくり見よう。ABCの本もあったが、英語が明るくもないので、ひらがなの方が入り込みやすかった。どういう絵本がいいのだろうか…。絵がかわいいとか、ストーリーが道徳的だとか、そういう視点もあるのかもしれないけど、一応大人の僕としては、向き合う価値があるものという視点が重要である。文字の実物化も面白かった。うーん文字に見えない。
〇展覧会情報
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/47
常設展のロダン室もみた。
何回かきているけど、あれっ?なんだか、身体の線が…。今まであまりかんじなかったけど、年取ったのか違う雰囲気に感じる。彫跡とかもみょうに肉感的に感じる。はじめてガッツリ見た気がする。自分のふっくらBODYを考えると、悲しい気分になるけどそこは置いておく。「地獄の門」。上野の西洋美術館にもあってよく見ているが、目の前まで行けるのがよい。思い切り近づいて観察。上の方が…。門大きいな。あとは「考える人」である。でかい。像自体というより考える人がすごい大きい人なのにびっくりした。腕もものすごく太いし、隆々とした感じ。自分の中のイメージを更新しとかないと…。
ここの美術館のときどきでる若冲の動物たくさんの絵も好きだし、距離的に遠出感もあるし、なんだかんだ毎年来ている気がする。今回も楽しかった。
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/rodin/
評価:8
2か所見学の後、帰途につく。静岡駅に戻って、お寿司をたべてみたり、本屋にはまってしまい、気づいたらこんな時間!という感じで、帰ったら22時過ぎてた。うーん、予定をちゃんと立てないとこんな感じになるのね…。熱海から鈍行グリーンを使った。やっぱり快適さが段違いだ。一回使ってからやめられなくなってしまった。楽しかったけど疲れた。