hihansuruhitoの日記

5年後の自分宛のブログ

旅日記 静岡編 其の壱 2018/7/21

日帰りで旅行した。

青春18切符の季節がきたから遠出する。

とにかく遠くに行きたい気がしたから、東海道本線で西を目指す。電車に乗り続けていればいいという気分でもない。イマイチきちんとプランを立てずに出発してしまったから、駅名を見ながら、頭の中で行く場所を検討しながらワタワタしてた。とりあえず10時を過ぎた場所が、掛川。新幹線もあるし、何かあるだろうと。

 

駅前の地図が見ると、城があるらしい。おそろしく暑かったけど、歩いて10分かからないくらいだし行ってみた。イベントみたいなのをやってはいたが、城までの商店街は大分寂しい感じになっていた。ま、よくある地方都市だ。

 
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掛川城天守は大きくはないがカッコいい。

いろいろなパターンがあったけど、周遊券900円にしてみる。

平成になってからの再建らしい。が、木造なので雰囲気がいい。中は暑かったが上まで登ると風が抜けて気持ちいい。見晴らしもよかった。

天守閣の再建はいろんなとこでやっている。個人的には木造のリアルパターンの方がいい気がする。中で博物館というパターンもあるが、10年単位で見ていくと展示が古くなっていくし、リニューアルしていく場所はほぼない。映像系の資料が悲しくなっていることが多い。企画展示にしても、寂しくなっていくことが多い気がする。木造の再現パターンなら逆に古くなれば何となく雰囲気が出てくる。掛川の場合は高台にあるので、街のモニュメントになっている気がする。平成になってからの再建?と思ったが、変なコミュニティ施設とかを作り始めるよりは、いいのかなと思った。

戦国時代に今川が作ったらしい。一番の有名人は山内一豊内助の功で立派な馬を買って、そこから注目されて…という出世物語が「功名が辻」。うっすら知ってたけど、今回改めて解説版で読んだ。ただ、正直出世物語って、同時代に秀吉っていうとんでもないレジェンドがいるから、微妙に地味。ただサラリーマンっぽくてリアリティはあるのかも。静岡は家康がらみの城とかも多いから、その辺も地味な感じの原因かも。


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メインは天守よりも御殿っぽい。重要文化財。これは江戸時代から残っているものらしい。雰囲気が多い。中庭とかもよかった。歴史はそれほど詳しいわけではないけど、歴史を感じられるのがいい。


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茶室でお茶もついていたので行ってみる。クーラーがある空間だったので、異常に快適だった。茶菓子は朝顔のつぼみから着想したものらしくきれいだった。熱いお茶だったけど美味しかった。久々に落ち着いた静かな気分になった気がする周遊券で少し高めかなと思ったが、こんなちゃんとした菓子付きのお茶が付いたので、かなりお得な気分にもなった。

思い付きで行った割に、かなり良かった。

評価:7

#旅行 #日記 #静岡 #歴史
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